韓国 エスコートアガシ
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キム・ミニは、6月1日に韓国で公開されるパク・チャヌク監督の新作映画『アガシ』に出演し、一世一代の演技を繰り広げた。キム・ミニが登場する各シーン、いや各ショットは美しく、魅惑的だ。フレーム内に存在するだけで、キム・ミニがなぜ令嬢役にキャスティングされたのか納得がいく。キム・ミニの演技は存在感にあふれている。初のベッドシーンから、同性愛関連の演技まで披露した。ベッドシーンは大胆だ。一糸まとわぬ姿で、どちらかというと具体的に描写されている。キム・ミニは、はばかることなく演じた。
「特に難しい場面はなかったと思う。それよりベッドシーンの演技が初めてで、負担はあった。幸い、監督さんの正確なコンテ(撮影台本)があったので、演技できたと思う。私が特に何かを作るとか思う必要はなかった」
キム・ミニの相手役としてメイドを演じたキム・テリは、映画出演が初めてという「バースデー」女優だった。ベッドシーンでは息を合わせることが重要だが、相手が新人では負担も少なくなかったはずだ。
「新人なので私が引っ張らなければ、と考える必要はなかった。既にプレ作業のときから、監督さんと会って徹底して準備していたので。監督さんが仰ったように-『キム・テリは新人だが、先輩の間で気後れせずに演技した』(パク・チャヌク)-演技をするので『しっかりしてる』という印象を受けた」
キム・ミニはモデル出身で、CMスターを経て女優として認められるまで長くかかった。演技力を問題にされて、ひどい批判を浴びたこともある。それでも演技活動は続けた。初めて演技の面白さを知った作品が、ノ・ヒギョン脚本のドラマ『グッバイ・ソロ』。キム・ミニがこの番組と出会っていなかったら、彼女の演技人生の転換点となった映画『お熱いのがお好き』や『火車 HELPLESS』との縁もなかったかもしれない。それらの作品のお陰で、『アガシ』を通して、デビューから18年でカンヌ入りも果たした。
「自分の率直な感覚では、釜山(釜山国際映画祭)とあまり違わなかったように思う。ただ、スタンディングオベーションは経験がなかったので、不慣れだった。嬉しかったけれど、気まずかった。機会があれば、次はスタンディングオベーションも気兼ねなく楽しめればいいと思う」
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